2013年12月10日火曜日

COBRAインタビュー by アレクサンドラ with マルコ・ミッシナート - 2013年12月10日

作曲家マルコ・ミッシナート氏を交えたコブラインタビュー①

訳者の解説:
2013年11月23日(日本時間24日)、フィレンツェにてアイオン・ポータルが起動しました。そのとき、作曲家であるミッシナート氏は、美しい音楽を通して新ルネッサンスへの道を開きました。

なお、ミッシナート氏の新曲ビデオ「Unfolding Secrets」はここで視聴できます。
https://marco-missinato-drb0.squarespace.com/videos/

マルコ・ミッシナートのウェブサイト
http://www.marcomissinato.com/

インタビュー記事は、抜粋して要約編集してあります。

(ここからインタビュー記事)

マルコ・ミッシナートの紹介。
作曲家。「Unfolding Secrets」の制作総指揮者。ローマで育ち、6歳から音楽家としての才能を開花させてきた。ロサンジェルスに渡り、Hollywood's Musiscians Institute を卒業。その1年後に、ファーストアルバム「Nostalgia」を録音。劇場音楽には「Melrose Place」、「Port Charles」等、多数関わっている。

Alexandra:
あなたの音楽はどのようにして、いわゆるアセンションのプロセスに、影響を与えていると思いますか。

Marco:
自分の喜びに従うことでというのが、一番早い答えです。本当にそれくらいシンプルなことなのです。期待せず、ただ自分の喜びに従う。物心ついたときから、喜びは常に私を音楽に誘いました。ですから、素直に道をたどって行っただけです。もちろん、皆さんと同様に、向かい風に吹かれることも随分ありましたが、素晴らしい旅路でした。

Alexandra:
あなたのように、もっと多くの人が前に踏み出す必要があります。ここのところ、芸術やエンターテイメントが落ち込んでいます。私の母がジュリアード音楽院を出たオペラ歌手なので、個人的にも事情に詳しいのです。母からいつも聞かされているのは、教育費の削減により、学校教育の現場から、芸術と音楽が切り捨てられていることです。本当に悩ましいことです。

Marco:
そうです、そうです。存在者として、欠かせない部分です。音楽業界は、女性エネルギーが強いと思うかもしれませんが、今のところ、とても男性エネルギーの指向性が強いのです。しかし、人間にとってはとても欠かせないプロセスなのですが、今私たちは、女性性のエネルギーに入っていく準備ができています。私たちは、男性エネルギーと女性エネルギーの違いを通して、学んでいます。そして今はとてもワクワクするときです。なぜなら音楽業界を、コブラの言うところの、新ルネッサンスへ向けて、刷新する存在者が多数いるからです。

Alexandra:
そのことで、コブラへの質問が思い浮かびました。音楽が、古いものと、新しいものを、どのように橋渡ししていると思いますか。音楽が今、私たちにもたらしているものに関して、音楽の背後にある秘密とは何でしょうか?

Cobra:
実際に音楽は、私たちの意識を高めます。それは、ほとんど他のメディアにはできません。音楽は、私たちの魂の言語であり、私たちの無意識にも働きかけるものだからです。私たちの内側をこんなにも支配してしまうものなのです。そして、この新ルネッサンスのパワーに応じるものとして今創られている音楽は、私たちの進化を助けます。私たちは新しい神話になるのです。それは、目下私たちが、人類として創造中です。そして、この新たな神話に闇は存在しません。人類の、この新しい集団は、楽園に帰るのです。この新しい音楽とは、そういうものなのです。

Alexandra:
美しい説明です。マルコ、ご自分の音楽をどのように定義しますか?あなたの音楽はどこから来るのでしょう?

Marco:
私にとって音楽は、基本的に故郷へ帰る道です。私が幼い頃は、濃い霧の中を懸命に進んでいくように感じていました。分離という考えから踏み出して、故郷に帰るために、音楽を頼りにしたのです。そのことは常に、音楽に向かう動機の一つでした。私が源に繋がるための、とてつもない喜びの道なのです。ですから、そこから私の音楽はやってきます。故郷からです。

Alexandra:
美しいです。コブラにお聞きします。自分が音楽に向いてないと感じている人たちに、自分独自のシンフォニーに同調して音楽を創れるように、何と言ってあげたいですか?

Cobra:
実際それは、音楽についての話ではなく、魂のあらゆる表現についてのことなのです。素晴らしい、新たなバランスの表現です。この新しいパラダイムの、この新しくみんなで創造した神話の、あらゆる表現は、音楽と同様に重要なものです。様々な魂たちが、様々な印象を受け入れ、様々な方法で自己を表現する。こうしたことをすべて組み合わせることで、私たちは新たな目覚めの、ルネッサンス時代を迎えることができるのです。

Alexandra:
その通りです。そしてまた、私たちが今の時点で、闇に抵抗するための、素晴らしい方法の一つだと思います。闇の意図を消し去り、全く新しいキャンバスに、全く新しく私たちの絵を描いているところなのです。

Cobra:
そればかりではありません。非常に重要なことですが、マスメディア、ニュースプロダクション、音楽産業から自由になれることです。いずれもカバールの支配下にあります。彼らは人間の意識を、特に、彼らが作った音楽で人間の無意識を形作っています。映画も、ニュースもそうです。ですから、そのようなものから離れ、音楽なり美術なり、自分の本質と共鳴する表現手段を見つけることが大事なのです。たちの悪い集団的ヴィジョンを越えていってください。

Alexandra:
どのように音楽が、宇宙のパターンを運び、そのパターンの中で、私たちや私たちの周波数に影響を与えるのですか。

Cobra:
実に音楽というものは、ただの物質的な音というわけではないのです。私たちは自分の共鳴波を、物質的プレーンのみならず、非物質的な高次プレーン上にも創りだします。カバールは正確に、どの周波数を用いれば、人間の創造性を妨げ、私たちが何者であったのかわからなくし、マインドに集中させられるかを、知っています。そしてこのような周波数を用いる意図と共に、大衆向けの音楽や映画が制作されます。サブリミナル効果を狙ったものなど、その他にも仕掛けがあることは、言うまでもありません。

Alexandra:
まさしくその通りです。マルコ、あなたは人々を神聖な場所に連れていくために、どのように音楽を創っていますか?

Marco:
メロディーをつくるプロセスは、実にミステリアスで、なかなか説明できません。基本的に、私はマインドが介入しない状態でメロディーに近づきます。小さい子どものようにね。無邪気に、喜びの中に完全に浸りきり、何も知らない状態に置くのです。音楽について、文字通り、何も知らない状態に自分を置きます。それは知ることではなく、許すことです。するとメロディーは、いつもすぐにやって来ます。ほんの数秒間で、出来上がりです。そして本当に、私は通り過ぎたものを記録しなければなりません。でないと、もう奏でることができませんからね。

Alexandra:
あー、なんて美しい! 本当に皆さんに彼の音楽を聴いてもらいたいです。あなたは、無邪気な、汚れのない場所にいるとき、光の存在達と働いているのですか。つまり、作曲していているときに、本当にそのような存在を心に描くのですか?

Marco:
まあ、確かにあるレベルではそのようなことも起こります。大抵は深い感情を感じ取るのです。愛やワンネスの感覚のようなものを。繰り返しになりますが、故郷へ戻ることなのです。自分というものがどこにも存在せず、一つという全体の一部になります。このようにして、幼いときから私が抱き続けてきたヴィジョンが、私の演奏会を創りあげ、ワンネスというメッセージをもたらすのです。音楽の力を通して、分離という幻想を消し去り、ワンネスの状態を再創造するのです。このようなことが、私の音楽が生まれる瞬間に起こっていることで、何かをコントロールすることはしません。音楽教育を受ける際、私はいつも、その種の教育的訓練に抵抗感を覚えていました。直感的に、自分をニュートラルに保っていなければならないことを感じていたのですね。源からくるものを、迎え入れてあげるためには、自分を純粋な状態に保っている必要があったのです。

ですから私は、音楽教育に条件づけられないよう、まっさらな状態で、ただ喜びに従います。シンクロニシティーが生じ、私を別の状態、別の場所へ連れていってくれます。人生の最初の頃、私は一人で歩き回ることが必要でした。そうやって、幾重にも重なる層を通り抜け、人間でいることを体験していたのです。人間として人間性に関わるためには、それが必要だったのです。だから、今誰かが「私は心配している」とか「私は悲しい」、「私は不安だ」と言えば、私はその人たちと関わってあげられます。幼い頃そのように過ごしたことは、私にとって、ものすごく素晴らしい経験となりました。今の時点で、私が結晶化しようとしているヴィジョンは、その経験が養ってくれたものだからです。

Alexandra:
美しい! プラトンは、いかに音楽が人生に影響を与えるかを論じ、プラトン立体(訳注:正多面体のこと)を考案しました。コブラ、プラトン立体が、音楽とどのように関係しているか、教えてください。

Cobra:
プラトン立体は、特にそのなかのいくつかは、音楽を通して表現されただけでなく、宇宙それ自体の基本的な構造を創りあげるための、構成要素です。ですから音楽的表現は、宇宙の多様性を表現する一つの手段です。プラトンはミステリースクールを通じて、この気づきに至りました。ミステリースクールは、実にアトランティスの古いミステリースクールを反映させたものです。当時、人々は、どのように惑星が働きかけ、どのように多数の惑星同士が共鳴し合うことで、惑星軌道を保っているのか知っていました。実際、宇宙音楽は、宇宙のバランスを保っている force fields (力場)同士の組み合わせです。ですから、音楽を宇宙の観点から見ると、私たちが耳で聞くものよりも、はるかに大きな意味を持っているのです。高次のエネルギー体でも感じ取れます。意識の目覚めた高次の状態では、音楽を直接経験できます。それは、私たちが人間の体で経験するよりも、もっと美しいものです。

Alexandra:
もし、もっと多くの人たちが、美しい音楽、美術、彫刻などの美に共鳴したら、地球惑星にも影響を与えられますか?

Cobra:
世界を変えはしないでしょう。この惑星の軌道を保つ力は、人類の力の総和よりも、はるかに大きいですからね。しかし、人類がこのように繋がると、この惑星の将来の運命に、特にこの惑星表面上の人類文明に、間違いなく影響すると言えましょう。

(②へ続く)


作曲家マルコ・ミッシナート氏を交えたコブラインビュー②

Alexandra:
マルコ、以前私にくれたEメールに「この時期に、私たちが自分の才能を出し合うことは、人間としての責任だ」とありましたね。もう少しそのことを話してくれますか。

Marco:
まず私は、誰もが唯一無二の存在だと信じています。どの人も内側にその人ならではの、天賦の才を持っています。これは私たち一人一人に、二つの理由から与えられたものです。一つ目は、個人的な進歩、個人的な成長のため。二つ目の理由は、それを待っている人々がいることです。彼らはそれを必要としており、光に照らしだされるのを待っています。私は音楽の道で自分の与えられた才能を表現していますが、他の人たちもその人なりの道でそうすべく、インスパイアできればと願いながらやっております。私が発信しているのは、みんなそれぞれ特別ですよ、私が特別であることをあなたに見せてあげましょう、そうすればあなたも自分が特別であることを、私やみんなに見せることができるでしょう、ということなのです。

Alexandra:
ほとんどすべての神聖な音楽に、五度のインターバル(訳注:音と音の開き具合。例えばドなら、そのすぐ上のソか、すぐ下のファが五度のインターバルをつくる)がでてくると言われています。あなたは作曲するときに頭脳ではなく、魂に向かうと言いました。あなたの曲には五度のインターバルが使用されていますが、それは意識してのことですか?

Marco:
五度の響きを使う瞬間があります。そのとき、私はそれを意識していません。ただ、そうなるのです。まさにその響きを、使う瞬間があるのは確かです。

Alexandra:
そして五度の響きはとても美しく、宇宙の動きを示していると言われています。それは本当だと思いますか?

Marco:
はい。私はそのように感じています。少なくとも私には、温かみがあり、とても心に響きます。愛が広がるような。ですから、答えは間違いなくイエスですね。

Alexandra:
コブラ、新ルネッサンスは始まっていると感じますか?

Cobra:
ちょうど今、端緒が開かれたばかりです。何世代か後の人たちが私たちの今の時代を振り返ったとき、新ルネッサンスが誕生した3年間だと認識するでしょう。それはますます深まっていき、ずっと美しくなり、しばらくすると勢いに満ちた主流になるでしょう。特にイベントの後は。それは創造性が大きく開くときです。真の芸術が大きく発展するときです。将来の世代に、素晴らしいインスピレーションを与えるに違いありません。

Alexandra:
ルネッサンスを読んでもらえれば、私たちがルネッサンス時代を今、再び生き直していることが理解できます。黒死病(ペスト)という闇の時代から生じた文化ですが、20世紀の闇の深さも計り知れず、その点も似通っています。マルコ、「Unfolding Secrets」と共に、どこへ向かおうとしているのですか? あなたの夢は何ですか?

Marco:
Unfolding Secretsは、私が幼い時に抱いていた夢の一部です。最初の層、一連のイベントの最初の局面です。人間の内なる女性エネルギーを活性化し、愛と平和とワンネスという、真実のメッセージを広める局面です。それはまた、目覚めのプロセスを助けます。そしてこの時期は、人類にとって、とても危うい時期になりそうな感じがします。なぜなら、私たちが知っている現実は、崩壊しようとしているからです。ですから、この現実と完全に一体となって生きている人たち、全人口のほとんどの人たちは、現実の崩壊を目のあたりにして、何らかの問題に直面することになるでしょう。その時こそ、芸術家の出番です。別の意識状態に橋をかけて、人々を渡らせてあげるのです。Unfolding Secretsのコンサートは、イベントをサポートし、女性エネルギーを目覚めさせ、人々が心を開いて前進できるように、意図されています。

Alexandra:
さて、世界中で行われている、そのコンサートですが、様々なコミュニティーや都市で人々にお手伝いしてもらっているのですね。

Marco:
そうなのです。私たちが今、足を踏み入れている時代は、「co-creation」(共に創造する)がキーワードです。共鳴することを通して、共に創造しなければならない時代です。なぜなら、未だに濃い霧が深くたちこめており、自分一人では前に進みづらい状態です。けれども、同じ周波数にいる人たちと繋がれば、ビジョンは一層明確になり、エネルギー場は増幅され、何かが動き始め、とても速く結晶化します。そのような共鳴する魂を引きつけるために、私たちはその音楽を広めているのです。その人たちは私たちを認めて、その旅の一部になります。そのようにして、わたしたちは物事を生じさせることができるのです。

Alexandra:
いいですねえ。素晴らしいです。さて、コブラ、フィボナッチ数列と神聖幾何学がどのように、このことと関わっているのか教えてください。

Cobra:
オーケー。フィボナッチ・スパイラル(螺旋、渦巻き)は、実は女神のスパイラルで、女神のスパイラルは、エネルギーです。それはエネルギーであるばかりでなく、その存在によりマトリックスを消失させます。そして女性エネルギー、女神のエネルギーが、つまり女性性が、この惑星表面上の構造に本当にしっかりと入り込んで、存在を強めつつあります。私たちは本当に、この新しい神話を創造している最中なのです。この新しい神話、人類が共同でつくる、この新しい物語には、闇が存在しません。なぜなら、女神の完全なる臨在において、闇も力も存在できないからです。女神が戻ると、このようなものはすべて地球から取り除かれます。女神は、女神のスパイラル、つまりフィボナッチ・スパイラルを通って戻ります。そこには神聖幾何学のエネルギーパターンがあり、その神聖さに満ちあふれた場を通って、女神は戻るのです。そのことはイベントが進行すると、すべて明らかにされます。

Alexandra:
女神のスパイラルは、すべての高次元に存在しているのですか?

Cobra:
そうです。それを破壊することはできません。この惑星ではカバール、というよりかアルコンが抑圧してきましたが、破壊することは不可能です。破壊できないものだからです。

Alexandra:
マルコ、成長株の音楽家に何を一番アドバイスしたいですか。彼らが美しく神聖な交響曲を生み出し、人類に力を添えてくれるようになるために。

Marco:
音楽家の責任は重大です。なぜなら、あらゆるものが音から生まれているからです。私は現実を、存在しているものすべてで奏でる大交響楽と、とらえております。私たちはこんなにも長い間、人工的に創られた現実の中で生きてきました。私たちは少々調子外れになってしまいました。音楽家が源に繋がるとき、人々が命の交響楽に再び調子を合わせられるような、メロディーと周波数を顕現させることができます。音楽家にとって最大の問題は、学校や音楽産業から、彼らがあまりにも長い間受け続けてきたプログラミングです。彼らが音楽についての知識を本当に手放し、音楽の道に生きている真の理由に立ち返ることは、簡単なことではありません。最初に彼らが音楽に親しんだ理由は、喜びであり、愛の感情であり、夢中になる気持ち、楽しさ、情熱でした。そのようなことを創造の源にするのは、そう簡単ではありません。あまりにもプログラミングが強すぎるからです。ものすごい才能に恵まれた、素晴らしい音楽家たちを何度も相手にしたことがありますが、音楽にとって何が正しく何が間違いかということにとらわれ過ぎて、そこから出られないのです。彼らは音楽法の遵法者です。それでは高い周波数に届きません。

Alexandra:
誰かの決まりと規制に従って、自らの音楽を創っているわけですね。

Marco:
そうなのです。どんな決まりからも規制からも離れて、執着を手放すことです。認められたい、有名になりたいという想いを手放し、お金や世俗的な活動への執着も勉強のための勉強も手放してください。私は音楽を愛しているから音楽をしているのです。源に結びつくことで、本当に天にも昇る気持ちを感じているのです。しかしそのことは、やはり、女性性の部分が完全に活性化していることを意味するのです。あなたの心は完全に開ききっていなければならず、傷つきやすい状態になるのを許し、マインドを手放すのを許さなければなりません。多くの人たちにとって、それはとても怖いプロセスです。

Alexandra:
そうですね。完全に純粋な状態でいなければなりませんから。

Marco:
そうです。それができなくて執着が生じるのです。私たちは欠乏や分離といった考えをプログラムされてきました。確かにそれは問題なのですが、今世界に光の波が到達しつつあり、私たちが前進するにつれ、そのプログラミングを外すことはだんだん容易になっていくように思います。

Alexandra:
マルコ、432ヘルツと440ヘルツの違いを説明してくれますか。それらの周波数をもとに創られた音楽が、私たちの社会にどう影響するかを。

Marco:
第二次世界大戦中のことだったと思いますが、楽器のチューニングの基準周波数が変えられてしまいました。(訳注:A音=432ヘルツからA音=440ヘルツに変えられたという意味)。音楽の力を弱めるためです。それは有機的ではない周波数です。ですから今私たちは、クラシックの音楽家たちがかつて合わせていた音の周波数に、戻る必要があります。なぜなら、自然やガイア、地球、星々ととても調和した音だったからです。私たちの細胞レベルにまで浸透し、本当に変化をもたらすような音楽を望むのなら、432ヘルツに戻す必要があります。

Alexandra:
大切なことです。コブラ、かつて音楽や音が、どのようにこの惑星上の体制を築くために使われたのか、例をあげて教えてください。

Cobra:
体制を築くためではなく、アイディアを実現させるために用いられたのです。実際にアイディアを音楽で表現し、それが思考プロセスに入り込み、その思考プロセスが大衆に広まります。そして大衆は、それらのアイディアを現実世界に実現させるべく、動きだします。このプロセスはこのように進行していくのです。ですから音楽家は実際にはアイディアを表現しているのです。もちろん、彼らが自由でいられる場合に限られますが。音楽によって表現されたものは、多分、数世代後に実現します。今ではこのプロセスが、もっと速く進行するようになっています。しかしながら、ほとんどの音楽家が現状のシステムやマトリックスの支配下にあります。そして少ないながらも、自らを自由に表現している音楽家たちは、新しい時代のビジョンを地に降ろしています。そして、その種の音楽を聴いた人たちは、ゴールデンエイジという概念を心に抱き始めます。そして本を書いたり、ゴールデンエイジがどのようなものなのか、さらに詳しく思い描いたりするようになります。イベント後、金融システムがリセットすると、それらの考えを現実世界に実現させるためのお金が使えます。

Alexandra:
あなたの説明は、生きること、存在することよりも、表現することに重点がおかれているようですね。魂の表現、目的の表現というように。

Cobra:
実のところ、自分の魂を表現することは、自然な状態です。あなたが本当の自分でいるときにはね。なぜなら、あなたが本当の自分を表現しているときには、魂としての自己を表現せずにはいられないからです。

(③へ続く)


作曲家マルコ・ミッシナート氏を交えたコブラインタビュー③

Alexandra:
かつては、音で金塊を動かしたり持ち上げたりしていたというのは本当ですか?

Cobra:
はい。そのようにして物体を持ち上げていた文明はありましたよ。

Alexandra:
テリンジャーという人が、南アフリカでいくつかの古代遺跡を発見しました。円を描くように土が盛られて、採掘した金を音で運ぶための通り道だと結論づけたのです。彼はピラミッドのような形をした岩も見つけており、楽器のように使っていたのではないかと言っています。

Cobra:
そうです。これは物質を移動させる方法です。進んだ技術をもっていた過去の文明のいくつかは、この方法を利用していました。しかし、ほとんどの文明ではテレポテーションを利用していました。テレポテーションは、エーテルプレーン上での位置づけを基にしているので、別のテクノロジーになります。

Alexandra:
マルコ、あなたの「共同創造」の話に戻りましょう。世界規模でのコンサートでは「共同創造」というアイディアは、どのように展開するのでしょうか?

Marco:
ライブコンサートという最初の波に乗ることで、財政的に余裕ができます。そうしたら、オリジナルビジョンである「Sound of Oneness」と私が呼んでいるものを導入します。コンサートにたくさんの要素を取り入れるのです。神聖幾何学、光と動き。ステージに子どもたちのエネルギーは、絶対に欲しいです。子どもの聖歌隊を入れましょうかね。小さい子でも、信じられないくらい楽器がうまい子もいます。他にも工夫を凝らしますよ。例えば、観客と演奏者を仕切らないようにステージを作ったり、オープニングではみんなで波長を合わせます。どの歌にも独自の色があり、どの楽曲にも独自の匂いがあります。アロマテラピーやクリスタルも取り入れます。ですからこれは、とてもパワフルな経験になります。しかしコンサートは、一連の経験の最初の部分に過ぎません。なぜなら、とても大きな変容がもたらされるので、コンサートの後にはそれをサポートするための、ヒーリングセッションも用意されることでしょう。ですから、コンサートはある種のリトリートやワークショップやセミナーみたいになると思います。そこでは人々が音楽と共に心を開き始め、ヒーラーたちと共にプロセスの一部となり、ステージを支えます。ですから、壮大なシナリオなのです。ピラミッド型のステージも目にすることでしょう。色使いと照明には十分気を配りたいところです。今私には、神聖幾何学の素晴らしい専門家がついています。神聖幾何学的効果を発揮する、三次元の形を作ることができるのです。ですから、全く新しい経験をすることになるでしょう。

Alexandra:
ワー、私がプランニングしてきたヒーリングセミナーと、とても似ているわ。音楽も音も、まさにヒーリングであると言えますが、あなたの音楽が実際に人を癒やした経験を教えてください。

Marco:
私たちは今、音楽を聴いて癒やされた人たちの証言を、何千もの証言を集めています。特定の周波数を持つ音があり、その音にはヒーリング効果があります。私はそれに、メロディーを付け加えます。すると、その音は感情を創りだします。感情(emotion)は、動いているエネルギーです(energy in motion)。ですから基本的にその試みは、音をヒーリングに用いるというだけはではなく、人々が十分に感情を感じる許可を与えることなのです。私たちは、感情を抑圧するように教える社会の中で生きてきました。そのため私たちの体の内側で、たくさんのエネルギーが滞ったままになっています。メロディーが、抑圧された感情を引き出すきっかけになります。そして人々は、自らの怒り、自らの悲しみ、自らの愛を感じることを、自分に許してあげるのです。そこにある感情は何であれ、出てくる必要があります。そのときにこそ癒やしが起こるのです。たくさんの人たちが、音楽を聴いている時に経験しているのはそういうことなのだと、私は気づきました。

Alexandra:
全くその通りです。さて、コブラ、このことと女神のエネルギーが強まっていくことは、同一線上にあると言えますか?

Cobra:
はい、もちろんです。女神のエネルギーは、自分の感情をしっかり見つめさせてくれます。そして実際に私たちの感情を癒やす助けとなります。私たちの感情の内側にあるのは、私たちの最強の力なので、もし私たちがその力に繋がることができれば、私たちは世界を変えることができます。私たちのすべての感情には、導きと智恵が常に宿っています。私たちの感情を癒やすことで、私たちはメッセージや導きを得ます。そしてその導きは、私たちを個の解放と同時に、集団的な解放へ近づけてくれます。そして私たちを導いてくれる、その導きの力が、女神の臨在、女神のエネルギーなのです。それはつまり、私たち自身の、澄み切って癒やされた女性性の側面であり、宇宙それ自体の女性性の側面なのです。

Alexandra:
私はマルコのウェブサイトに、こう書いてあったのを読みました。「あなたの心の内側の、もっとも深いところへ入ってください。そして ‘Unfolding Secrets’という神聖な音楽の旅を体験してください。この霊感に満ちた交響曲は、妙なる歌声と天上の音楽の神聖なエネルギーを引き出します。あなたは花開いてゆくでしょう。地上にて顕現された愛に変わりゆく喜びと平和と共に」。マルコの音楽を聴くと、本当にこの通りの感情を抱きます。源と繋がった深遠な感情が呼び覚まされます。ところで、新ルネッサンス時代を到来させたいという、あなたとコブラの夢に貢献したいと思っている人は、どうしたらいいのか教えてください。

Marco:
まずは、共鳴することです。その共鳴によってあなたに喜びがもたらされ、その喜びを追うことで、あなたの才能が役立ちます。「マルコのプロジェクトが気にいっています。オーケー。それで私の中にあるものは何だろう? プロジェクトのエネルギーを増幅するために、そのプロジェクトに提供できる私の中にある才能は何だろう?」。公式はこのように単純です。ただ、喜びに従うこと、あなたの至福の喜びに従うことです。三次元世界ですから、もちろん私たちには基金が必要です。投資してくれる人やスポンサーを探しています。それでもやはり、出発点は共鳴です。そのような種類のエネルギーから始めなければなりません。そうでないと、アジェンダを持つことになり、プロセスの中に巧みな操作が入り込みます。すると、そうあるべき純粋な周波数を保てなくなります。ですから、いわゆる実業家であっても、投資先を探しているお金持ちであっても、始まりは純粋な心からでなければなりません。このような旅が持つ可能性をつぶさずに、発展させるために。

Alexandra:
本当に大切な点です。残念なことに、それこそが、多くのプロジェクトが日の目を見なかった主な理由なのです。だってつまり、それは純粋な心の持ち主を探すということですからね。

Marco:
私は個人的に見通しは明るいと思います。私たちはトンネルの出口近くにきていると思います。間もなく、このような美しいプロジェクトはすべて、素晴らしい純粋なエネルギーで支持されていくことでしょう。純粋なエネルギーが保たれたままのお金や、他にもたくさんの美しいエネルギーで支えられていきます。今はそのエネルギーを利用できるようになってきました。私が「Unfolding Secrets」というアルバムタイトルをつけたのは、それがまさに今起こっていることだからです。すべての秘密は開示されていく必要があります。私たちは透明性ということに到達する必要があります。人間としての私たちの旅を続けるためにです。私たちはすべての秘密を手放す必要があるのです。私たちが透明性のある社会を築くためには、特にビジネスや企業の現場で、すべての秘密を手放し、開示し、透明な状態にする必要があります。

Alexandra:
コブラ、新しいビジョンやプロジェクトを展開するにあたり、資金面での状況はどうなっていますか?

Cobra:
世界には、お金に恵まれていながら、そのお金で何をしていいかわからない人たちがいます。資産を何かに運用したいと思っている人たちに申し上げますが、ストックマーケットよりも、このようなプロジェクトに投資する方が、ずっといいですよ。マルコの音楽をどうか聴いてみてください。私たちが何について話していたのか伝わるでしょうから。

Alexandra:
この音楽を聴いた人たちには、心の内側の喜びと愛と至福の世界に想いをめぐらせてみてほしいと思います。そこに足を踏み入れ、世界とあなた自身に向けてその喜びと愛を放っていただきたいのです。お二人とも今日は有り難うございました。マルコ、最後に何か仰りたいことはありますか?

Marco:
この密度の中で、私は感謝の念と驚くほどの愛をますます強く感じております。人類とこの惑星にいつも愛を感じていましたが、私たちが生まれる前の故郷と同じ波動になりつつあるのを感じ始めています。最後に、このアルバムに参加してくれたクリスティン・ホフマンに触れておきたいと思います。彼女はニューヨーク出身のソプラノ歌手で、このアルバムを美しいものにしてくれました。彼女のおかげで、アルバムの波動が見違えるほど高まりました。ですから、ここで彼女への謝意を表したいと思います。アレクサンドラとコブラと共に、楽しい時間を過ごせたことにも感謝申し上げます。私たちがそれぞれの道を歩み続け、それぞれ何を生み出そうとも、神聖なシンクロニシティーによって、互いの関係は将来もきっと続くと思います。

Alexandra:
そうですとも。そうですとも。コブラ、最後のコメントをどうぞ。

Cobra:
誰もが時間をつくって、マルコの音楽を聴いていただきたいと思います。本当に素晴らしいです。

―――インタビューではこの後、現在は締め切られたイベントの投票に関する話題が続き、クロージングの挨拶で終了。


(了)

参照:PFC-JAPAN OFFICIAL